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あなたの会社がホームページで集客できない原因と具体的な解決法

2023.05.16

あなたの会社がホームページで集客できない原因と具体的な解決法

とりあえず独立したり、起業をしたらホームページは作るものだと思ってなんとなく高いお金を払って作ってみたけれども、問い合わせのメールも電話も全く来なかったという経験をお持ちだったり、現在進行形でその状況から脱却できていない方は多いのではないでしょうか?
実際に初心者向けのWEB集客についてのセミナー講師をさせていただくことが弊社でも増えてきて、ホームページを全く活用できていない企業が多いこと、弊社が担当させていただいているようなホームページで集客できている企業と、できていない企業の差があまりにも大きくなっていることを目の当たりにする機会が増えてきました。
そこで本記事では集客ができないホームページになってしまっている原因と集客ができるようになるための対策について解説していきます。

ホームページで集客ができない原因

ホームページで集客できている企業とできていない企業の差は一言で言ってしまうと、ホームページを運用しているかしていないかの差だけです。
ホームページで集客ができている企業は、日々ホームページにコンテンツを追加して、変化に合わせてリニューアルや修正を行ない、毎月広告を出稿して時間と労力とお金をかけ続けてきています。
では実際に、ホームページで集客ができない原因になってしまっている項目を見ていきましょう。

SEO対策ができていない

ホームページの集客ができない理由の一つは、SEO対策が不十分であることです。
サイトがGoogleやYahooなどの検索エンジンで上位表示されて、検索結果上で自分のホームページがユーザーに選ばれクリックされることで、ようやくホームページをユーザーに見てもらうことができます。
適切なキーワード選定やそれに合わせたコンテンツの作成。内部リンクの構築、ページスピードの最適化などのSEO対策を総合的に行うことで、ホームページを毎日いろんなユーザーに見てもらえるようになるのです。

コンテンツの質が低い

コンテンツの内容に魅力がない、情報量が少ない、独自の視点や考察がなく内容が薄いなどの理由で他社や他のサイトと比べて質が低い場合は、ユーザーがホームページに訪れてくれたとしてもすぐに離脱してしまいます。
また、コンテンツの質はSEOでの評価にも関わってきます。
コンテンツの質が低い場合はホームページへのアクセスも伸びないため、問い合わせを獲得するのは難しいです。

Googleはコンテンツの質を重要視しています。
詳しくご覧になりたい方はGoogle検索セントラルの「SEOの基礎」をご覧ください。

ホームページを更新できていない

ホームページを作っても、更新して新しい情報を掲載していかなければ情報が古くなってしまいます。
情報が古くなってしまうと現在では間違っている情報を発信していることになっていたり、提供しているサービスや商品の情報と異なる部分が出てしまい、信用を失ってしまうこともありえます。
またSEO対策の観点からも、Googleは更新頻度の高いサイトを評価するため集客につなげるのも難しくなってきます。

コンバージョンへの導線が悪い

ブログやSNSを使ってアクセスはとれているのに購入や問い合わせに繋がらず、ホームページを活用して集客ができていない場合はホームページ上でサービスや商品の魅力が伝わっていなかったり、そもそも購入や問い合わせにつながるページをユーザーが見つけにくい構造になっていることがあります。
この場合はホームページのデザインや写真、文章など様々な場所に原因があります。
弊社が相談を受けた例だと、社員の方が商品と全く関係ない人気の飲食店を紹介するブログを書いており、そのページに多数のアクセスがあるだけで商品のページは全く見られていなかったというようなケースもありました。
アクセスがあるのに問い合わせに繋がらない場合は、すぐに専門家を入れることを検討するか、オフラインで自社の顧客となりそうな人、何名かにホームページを見てもらい正直な感想をもらうのがおすすめです。

サイトに訪れる人を増やすためのホームページ集客対策

適切なSEO対策の実施

SEO対策は、1番最初に取り組むべき集客手法です。
自社のサービスや商品に合ったキーワードの選定、内部対策、外部対策、不足しているコンテンツの作成を進めていきましょう。
自社だけでホームページの更新が難しい場合は下手に触ってしまいホームページの表示が崩れてしまったり、表示されなくなってしまうといったトラブルが起こってしまい時間と労力が無駄にかかってしまうことも少なくないため、最初からWEB集客コンサルタントやSEO対策業者を入れることや、ホームページ制作会社と協力していくことをお勧めします。

SEO対策について全体像を詳しく知りたい方は「大阪でローカルSEO対策を行なう方法」こちらの記事もぜひご覧ください。

高品質なコンテンツの作成

ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供することで、SEOでの評価が上がり、ホームページへ訪れるユーザーの数の増加を期待することができます。
高品質なコンテンツを作成するための自己評価の方法としてGoogleが以下のような自己評価用の質問項目を明示してくれています。
高品質なコンテンツとは具体的にどのようなものを指しているのか、具体的に理解しておきましょう。

コンテンツと品質に関する質問

  • コンテンツは、独自の情報、レポート、研究または分析の結果を提示しているものですか。
  • コンテンツには、特定のトピックに対して実質的な内容を伴う詳細または包括的な説明が記載されていますか。
  • コンテンツには、自明の事柄だけでなく、洞察に富んだ分析内容や興味深い情報が含まれていますか。
  • コンテンツが他のソースを参考にしたものである場合は、単なるコピーや書き換えではなく、付加価値とオリジナリティを十分に示すものですか。
  • メインの見出しやページタイトルは、内容を要約して説明する有用なものですか。
  • メインの見出しやページタイトルは、コンテンツを誇張している、または読者に強いショックや不快感を与えるものではありませんか。
  • 自分でもブックマークしたい、また友人に教えたりすすめたりしたいと思えるページですか。
  • コンテンツには、雑誌、百科事典、書籍に掲載または引用されるような価値がありますか。
  • 検索結果に表示された他のページと比較した場合、コンテンツは実質的な価値を提供していますか。
  • コンテンツに誤字やスタイルに関する問題はありませんか。
  • コンテンツは適切に制作されていますか。雑に、または急いで制作されたような印象を与えるものではありませんか。
  • コンテンツが(外部委託されるなどして)多数のクリエイターによって大量に制作されているために、または複数サイトの大規模なネットワークに拡散されているために、個々のページまたはサイトのプレゼンスが低下していませんか。

専門性に関する質問

  • コンテンツは、明確な情報源、掲載されている専門知識の証左、著者またはコンテンツを公開しているサイトの背景情報(例: 著者のページへのリンク、サイトの概要ページ)を示すなど、掲載内容が信頼性の高いものであることを示すための情報を提供していますか。
  • コンテンツを制作しているサイトを誰かが調査したとしたら、対象トピックの権威としてサイトが信頼されている、または広く認知されているという印象を受けますか。
  • コンテンツは、トピックに関して十分な知識を持つことが明白な専門家または愛好家によって書かれたものですか。
  • コンテンツに明らかな事実誤認はありませんか。

Google検索セントラル 有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成

ソーシャルメディア(SNS)の活用

ソーシャルメディアは、現代のホームページ集客において欠かせない要素となっています。
しかし、SNSの活用ができていないと、多大な集客機会を逃してしまう可能性があります。
まず、適切なSNSの選択が重要です。目指すターゲット層がどのソーシャルメディアを主に利用しているかを理解し、それに合わせてプラットフォームを選択しましょう。
例えば、一般消費者向けにアピールするならばInstagramやTikTok、ビジネス向けならFacebookやTwitterを活用すると良いでしょう。
次に、ソーシャルメディアでのコンテンツ戦略が重要です。魅力的なコンテンツを定期的に投稿し、フォロワーとのエンゲージメントを高めることで、自社のブランド認知度を向上させ、ホームページへの誘導を促進します。
投稿内容は、自社のプロダクトやサービスに直結した情報はもちろん、業界のトレンドや役立つ情報など、フォロワーにとって価値あるものを提供しましょう。

リスティング広告の活用

リスティング広告は、インターネット上の検索エンジンで特定のキーワードが検索された時にのみ表示される広告であり、ターゲットに合わせた直接的なアピールが可能です。
ユーザーが具体的な情報を求めて検索を行っている時に、自社のサービスや商品を適切に提示することで、効率的な集客を実現します。
広告の出稿範囲を絞ったり、予算も細かく設定できるのでテスト的に少額から始めることができるのも強みです。

SNS広告の活用

SNS広告は、FacebookやInstagram、Twitter、TikTokなどのソーシャルメディアプラットフォームを活用した広告手法です。
これらのプラットフォームは、ユーザーの性別、年齢、地域、趣味、興味などの詳細な情報を持つため、高度にカスタマイズされたターゲティングが可能です。
その結果、自社の商品やサービスに関心がありそうなユーザーに直接アピールし、ホームページへの誘導を効果的に行うことができます。

集客効果を高めるホームページ改善ポイント

キーワード戦略の見直し

効果的なキーワード戦略は、検索エンジンでの上位表示やリスティング広告の効果改善に繋がります。定期的にキーワードの分析を行い、最適なキーワードを選定しましょう。
キーワードを選択する際には月間の検索ボリューム、自社の提供しているサービスや商品との関連性を見て選択するようにしましょう。

コンテンツマーケティングの強化

ホームページやSNSのコンテンツを充実させることで、訪問者が価値ある情報を得られるようになり、集客効果が向上します。
ブログ記事やホワイトペーパー、動画、解説画像など、様々なコンテンツを作成し、ターゲット層に対して有益な情報を提供しましょう。

レスポンシブデザインの導入

スマートフォンやタブレットなど、さまざまなデバイスからアクセスされることを考慮し、レスポンシブデザインを導入しましょう。
何年も前にホームページを制作していてパソコンで表示されるデザインでしか作成されていないケースを地方でビジネスを行なっている企業で多く見かけます。
自身の検索行動を振り返ってみればイメージしやすいと思いますが、現在多くのユーザーはスマートフォンを使って検索や買い物をしています。
まだレスポンシブデザインが導入できていない企業はい1番最初にこちらから取り組んでください。

CTA(コール・トゥ・アクション)の最適化

訪問者が望むアクションを促すCTA(コール・トゥ・アクション)は、問い合わせの最大化に有効です。
せっかくホームページに訪れてくれたユーザーがそのまま何もアクションを起こさずに帰ってしまう状況を改善する効果を期待できます。
CTAの位置やデザインを最適化し、訪問者が興味を持ちやすいように工夫しましょう。

ホームページ集客の効果測定

アクセス解析ツールの活用

アクセス解析ツールを活用することで、ホームページの訪問者数や滞在時間、コンバージョン率などのデータを把握することができます。
これらのデータを分析し、効果的な改善策を実施しましょう。

KPI(重要業績評価指標)の設定と分析

ホームページ集客の効果を評価するために、KPI(重要業績評価指標)を設定しましょう。
例えば、コンバージョン率や離脱率などの指標を設定し、定期的に分析し、改善につなげましょう。

定期的な改善と検証

ホームページ集客は、継続的な改善と検証が必要です。データを元にした改善策を実施し、その効果を検証しましょう。
また、市場環境やユーザーのニーズが変わることを考慮し、柔軟に戦略を見直すことが重要です。

まとめ:ホームページ集客力を高めるための継続的な取り組み

ホームページ集客できない問題に対処するためには、多角的な対策を継続的に実施することが重要です。
SEO対策やコンテンツの質向上、ユーザーエクスペリエンスの改善、そしてリスティング広告やSNS広告などの広告活用が効果的です。
また、効果測定を行い、定期的な改善と検証を通じて、集客力を最大化しましょう。
この取り組みを続けることで、ホームページがより多くのユーザーに訴求し、ビジネスの成長に繋がります。

WEB集客の方法を全体的に学びたい方は「WEB集客の方法徹底ガイド!広告予算を無駄にしないための必須知識」の記事もぜひご覧ください。

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