WEB集客入門:効果的なWEB集客コンサルタントの選び方と活用法
2023.05.10
WEB集客は、現代ビジネスにおいて重要な集客方法のひとつです。
しかし、自社でWEB集客を行ってもうまくいかない事例、結果が出る前に諦めてしまっている事例が多く見受けられます。
そこで、この記事では自社だけでのWEB集客が難しいと感じている方に向けて、WEB集客の基本とWEB集客コンサルタントの役割、メリット、デメリット、選び方などについて解説していきます。
目次
WEB集客の重要性と基本的な手法
インターネット・スマートフォンの普及により、消費者が情報収集や購買行動をWEB上で行うことが一般的となりました。
自宅や会社にいながら、欲しい商品やサービスをスマートフォンやパソコンで見つけて購入したり、問い合わせをするようになったため、ターゲットになるユーザーに対して企業はWEB上で効果的にアピールをしなくては新規で顧客を獲得するのが難しい時代になってきました。
WEBを活用して集客をする手法も多様化しており、自社の商品やサービスに合う手法を適切に選択することが非常に重要なのですが、手法がたくさんあることを知らず、知っている手法にだけ時間とお金をかけて大失敗につながってしまうこともあります。
ますはWEB集客の手法にはどのようなものがあるのか確認していきましょう。
WEB集客手法を詳しく知りたい場合は「WEB集客の方法徹底ガイド!広告予算を無駄にしないための必須知識」の記事もご覧ください。
SEO対策(検索エンジン最適化)
GoogleやYahoo!、Bingといった検索エンジンの検索結果で自社のホームページが上位表示されるようにすることで、ホームページへの訪問者数を増やす手法です。
ターゲットとなるキーワードを選定しホームページの構成やコンテンツ、バックリンクなどを最適化し、検索結果での表示順位を上昇させて集客を行うWEB集客方法です。
SEO対策を詳しく知りたい場合は「大阪でローカルSEO対策を行なう方法」をご覧ください
SEM対策(検索エンジンマーケティング)
プラットフォームを使い、広告を作成し、ターゲットとなるキーワードに対して入札を行います。
入札額や広告の品質によって順位が決まり、クリックされるたびに広告費が発生します。
SEO対策と同時に広告も展開しているため広告費用は必要になりますが、短期間で集客効果を期待できる手法です。
コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングは、顧客に価値ある情報やエンターテイメントを提供することで、関心や信頼を築く手法です。
ブログ記事や動画、画像など、さまざまな形式のコンテンツを作成し、ターゲット層に対して配信します。
コンテンツマーケティングは、長期的な集客効果とブランドの権威性向上を目指す手法です。
SNSマーケティング
SNSマーケティングは、Facebook、Twitter、Instagram、TikTokなどのソーシャルメディアを活用して集客を行う手法です。
フォロワーを増やし、投稿やシェアを通じてブランドの認知度を向上させます。
また、ターゲット層とのコミュニケーションを促進し、顧客ロイヤリティを高める効果も期待できます。
アフィリエイトマーケティング
アフィリエイトマーケティングは、他社の商品やサービスを自身のウェブサイトやブログで紹介し、紹介による成果(クリック、購入など)に応じて報酬を得る手法です。
アフィリエイターと広告主が協力して、双方にメリットがある集客方法を実現します。
インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーマーケティングは、フォロワー数や影響力がある人物(インフルエンサー)を活用して、商品やサービスを紹介する手法です。
インフルエンサーが紹介することで、信頼性や認知度が向上し、集客が期待できます。
ウェビナーやオンラインイベント
ウェビナーやオンラインイベントは、インターネットを通じてセミナーやイベントを開催し、参加者を集めて商品やサービスを紹介する手法です。
参加者とリアルタイムでコミュニケーションが可能であり、質疑応答やデモンストレーションなどを通じて、効果的な集客が期待できます。
WEB集客コンサルティングとは?
WEB集客コンサルティングとは、企業のWEB集客の課題を解決し、効果的な集客戦略を立案・実行するための専門的なサービスです。
コンサルタントは、ウェブサイトの構築、SEO対策、広告運用、コンテンツマーケティング、SNS運用など、様々なノウハウを用いてクライアントのWEB集客を最適化します。
また、競合分析やターゲット分析、KPI設定、効果測定、改善提案など、総合的なサポートを行います。
WEB集客で成果を出すために必要な知識や経験を1から身につけるのは集客手法が多様化した現在では、膨大な時間とお金がかかってしまいます。
また専門の人材を雇うにしても複数人を雇い社内でチームを作らなければ必要な作業が多すぎてWEBマーケティングチームとして機能しません。
結局WEB集客と関係のないパソコン関係の雑務まで雇った担当者に押し付けてしまい1年以内に退職してしまったというケースをたくさん見てきました。
そのためWEB集客を効率的に素早く、結果的に低予算で実行するためにはWEB集客コンサルタントを導入することも選択肢に入れておくことがおすすめです。
WEB集客コンサルティングのメリット
WEB集客コンサルティングを活用することで、以下のようなメリットがあります。
専門的な知識・技術の活用
WEB集客コンサルタントは、デジタルマーケティングのトレンドや検索エンジンのアルゴリズムの変更に対応した専門的な知識や技術を持っています。
さまざまな業界や業態に対応した経験も豊富であり、それらを活用することで企業は競合他社との差別化を図ることができます。
さらに、効果的なキーワード選定や広告のターゲティング設定など、専門家の知見を活用することで、集客効果が向上します。
また、自社だけでは技術的に難しかった施策もWEB集客コンサルタントに依頼することにより実施できるようになることもあります。
時間・労力の節約
自社でWEB集客を行う場合、多くの時間や労力が必要になります。
既存の社員にWEBの業務を兼任させてWEB集客に取り組み始める会社が多いのですが、本業にかける時間が足りなくなって支障が出てしまったり、兼任している社員だけ業務が急増してどこかで必ず問題が発生します。
しかしWEB集客コンサルティングを利用することで、企業は自社で集客にかかる時間や労力を節約することができます。
どこまでの業務をコンサルタントに任せるかによっても違いはありますが、無駄なコストや手間を削減できるのは大きなメリットです。
効果的な戦略の立案
WEB集客コンサルタントは、企業の現状や目標、ターゲット層を把握し、それに合った最適な戦略を立案します。
競合分析や市場調査を行い、企業が抱える課題やニーズに対応した施策を提案することで、より効果的な集客が実現されます。
さらに、戦略は定期的に見直され、状況に応じて柔軟に対応できるため、持続的な成果が期待できます。
効果測定・改善
WEB集客コンサルタントは、実施した施策の効果を定期的に測定し、改善提案を行います。これにより、企業は集客効果を最大限に引き出すことができます。
WEB集客コンサルティングのデメリット
一方で、WEB集客コンサルティングには以下のデメリットも存在します。
コンサルティング費用がかかる
WEB集客コンサルティングを利用する際には、初期費用や月額費用など、コンサルティング費用が発生します。
費用はコンサルタントやサービス内容によって異なり、企業の予算や規模によっては負担が大きく感じることがあります。
しかし、適切なコンサルタントを選ぶことで、投資対効果が高まり、長期的な視点で見た場合には費用対効果が高くなることもあります。
信頼できるコンサルタントを見つけるのが難しい
市場には多くの集客コンサルタントが存在するため、信頼できるコンサルタントを見つけるのが難しい場合があります。
信頼できるコンサルタントを選ぶためには、実績や評判を調査し、自社のニーズに合ったコンサルタントを選定することが重要です。
また、面談やヒアリングを行い、コンサルタントとの相性も確認しておいた方が良いでしょう。
コンサルタントとのコミュニケーションが円滑でない場合、効果が薄れる
コンサルタントとのコミュニケーションがうまくいかない場合、企業のニーズが理解されず、効果的な戦略が立案されないことがあります。
そのため、定期的なミーティングや報告を行い、意思疎通を図ることが重要です。
また、企業側もコンサルタントに対して情報開示やフィードバックを積極的に行うことで、効果的なコンサルティングが実現されます。
たまに情報提供を一切せず、全て丸投げされているケースも耳にしますがこういった場合は結果を出すのが非常に難しくなります。
コンサルタントは集客についての知識はあっても、自社の商材やサービスの強みや特徴に関する知識、業界の性質や雰囲気については詳しくありません。
自社の方が情報も経験もコンサルタントよりも圧倒的に多いのです。
お互いの持つ知識と経験を組み合わせていく必要があるので、コミュニケーションの取りやすさはコンサルタント選びの中で最も重要な要素の1つになります。
自社内での専門スキルの習得が遅れる
外部のコンサルタントに頼りすぎると、自社内での専門スキルの習得が遅れ、自社で集客を行う能力が低下することがあります。
そのため、コンサルタントと協力しながら、自社でもデジタルマーケティングやWEB集客に関する知識を学ぶことが重要です。
社内研修や勉強会を開催し、社員のスキルアップを図ることで、最終的に内製化を行うことも考えておきましょう。
WEB集客コンサルタントの選び方
効果的なWEB集客コンサルティングを実現するためには、適切なコンサルタントを選ぶことが重要です。
以下のポイントを参考に、コンサルタントを選びましょう。
実績・評判
コンサルタントの実績や評判を確認することで、その信頼性や専門性を把握できます。
過去に取り組んだ案件や成果、クライアントからのコメントなどを参考にしましょう。
また、WEB上には出せない実績が多い場合もあるので実際に会ってみて話を聞いてみるのも良いでしょう。
また、大きい会社に依頼する場合は会社の実績でなく、担当になるコンサルタント個人の実績は必ず聞くようにしましょう。
専門性
自社の業種やニーズに合ったコンサルタントを選ぶことで、効果的なアドバイスやサポートが期待できます。
業界や集客手法に特化したコンサルタントは、その分野に関する深い知識や経験を持っており、最適な戦略を立案できる可能性が高まります。
コンサルタントの専門分野や過去の取り組みを確認し、自社との相性を検討しましょう。
特に医療系やコスメ系などのような法律が関係する場合のある業種は、経験のあるコンサルタントを選ぶようにしましょう。
提案力・分析力
良いコンサルタントは、企業の現状や課題を的確に把握し、効果的な提案や分析ができる能力を持っています。
データをもとにした戦略立案や、競合分析などの業界情報を活用したアドバイスが求められます。
コンサルタント選定の際には、事前のヒアリングや面談を通じてその提案力や分析力を確認しましょう。
コミュニケーション能力
コンサルタントとのコミュニケーションが円滑であることが、効果を出すことには絶対に欠かせません。
コミュニケーション能力が高いコンサルタントは、企業のニーズを正確に理解し、適切なフィードバックやサポートを提供できます。
また、問題が発生した際にも迅速かつ柔軟に対応できることが期待できます。
面談やヒアリングを通じてコンサルタントとのコミュニケーションの質を確認しましょう。
コンサルティング契約時の注意点
WEB集客コンサルティングを利用する際には、以下の注意点を押さえておきましょう。
契約内容の確認
契約内容を確認する際には、サービスの範囲や提供される支援内容、費用、契約期間、契約解除に関する条件などを明確に把握しておくことが重要です。
また、契約書や見積書を十分に確認し、曖昧な表現や誤解を招く内容がないかチェックしましょう。
不明確な点や疑問点は、コンサルタントに確認して解消しておくことが望ましいです。
目標・期待値の共有
コンサルタントと企業間で、目標や期待値を共有しましょう。
これにより、双方が同じ方向に向かって効果的なコンサルティングを行うことができます。
定期的な進捗確認
コンサルティングの進捗状況を定期的に確認し、必要に応じて戦略や施策を見直すことが重要です。
進捗確認の際には、コンサルタントとの定期的なミーティングや報告書の作成などを活用しましょう。これにより、効果的なコンサルティングが実現されるだけでなく、問題が発生した場合も早期に対応できます。
効果測定の方法・指標の設定
効果測定の方法や指標を明確に設定し、コンサルタントと共有しておくことで、コンサルティングの成果を客観的に評価することができます。
効果測定の指標には、Webサイトのアクセス数、コンバージョン率、売上、リピート率などが考えられます。
また、効果測定の期間や頻度も設定し、コンサルタントと協力して効果を最大限に引き出しましょう。
まとめ
WEB集客コンサルティングは、企業が効果的なWEB集客を実現するための強力なサポートを提供します。ただし、コンサルティング費用や信頼できるコンサルタント選びなど、デメリットや注意点もあります。適切なコンサルタントを選び、効果的な戦略を立てることで、企業はWEB集客を成功させることができます。
自社のWEB集客に課題を感じている企業や、これからWEB集客を始める企業は、ぜひ参考にしてください。