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SEOライターに依頼する前に知っておきたい5つのポイント

2023.09.26

SEOライターに依頼する前に知っておきたい5つのポイント

企業がSEO対策を始めて集客をおこなっていく際に、最も課題になるのがコンテンツ作成を社内で行う人材や時間がないことです。
社員全員で書くことにしたがすぐに書いてくれない社員が出てきて続かない。
ライティング会社やフリーランスに依頼をしてみたが、日本語もおかしくて会社として公開するのは問題があるような内容のブログしかできない。
ブログを使ったコンテンツマーケティングに取り組んでいる企業でこういった課題に悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
私自身も前職の大手SEO会社で数百記事以上を外注のSEOライターに依頼してきたり、現在も社内や協力会社に記事の作成を依頼していることもあり、うまくいかなかった経験や会社として発信できないような記事、お客様に納品できないほど言葉遣いと情報が間違っている記事を数多く提出されてきました。
そこで本記事ではSEOライターに依頼するときに使えない記事を作成されないためのポイントと、SEOライターの選び方について解説していきます。

SEOライティングとは

SEOライティングとは

SEOライティングとは、Googleなどの検索エンジンでターゲットとするキーワードで上位表示をすることを目的として記事の書くことを言います。
Googleが検索結果で上位表示させるのは「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツ」であり、Googleはこういった記事を理解しより上位に表示できるように日々進化を続けています。
Google検索セントラル SEOスターターガイド
つまり、ターゲットとするキーワードを検索した人の役に立つコンテンツやページを作成することでSEOライティングは実践できていることになります。
内部リンクや発リンク、被リンク、引用など技術的な要素もありますが、結局のところ1位になっているサイトよりも詳しくて、ユーザーの悩みを解決できてわかりやすい記事を作成することが最も重要になります。
文字数が多ければ良い、画像が多ければ良いというテクニックについての情報を見かけることも少なくないと思いますが、読んだ人が満足できる記事、悩みを解決できる記事を作成することが本質であることを忘れないようにしましょう。

SEOライターを選ぶ際のポイント

SEOライターを選ぶ際のポイント

自社でフリーランスのSEOライターを探す際や、SEO会社に依頼する際はポイントを押さえてから業者の選定を行わないと1記事も使えない記事が納品されてくることがあります。
実際に自分自身も納品された記事のクオリティに問題があったり、間違った情報が大量に書かれた記事を納品され、自分でリライトした記事が少なくとも100記事以上あります。
時間とお金を大量に無駄にしてきたからこそ、失敗が少ないSEOライターを選ぶ方法、良い記事を書いてくれるSEOライターを選ぶポイントがわかってきました。
SEOライターに依頼をしようか検討中の方はぜひ参考にしてください。

記事を書いてもらうジャンルの経験の有無

記事を書いてもらうジャンルの経験の有無は聞くか、プロフィール、実績などを確認して必ず押さえておくようにしましょう。
経験がないジャンルであれば知識がなく、調べながら書いてもらうことになるため時間がかかるのと、ライター側で調べた情報が正確かどうかを判断するのが難しいため間違った情報が書かれた記事が納品されることが多くなります。
またSEOライターという仕事は記事数をこなさないと収入にならないため、1記事を書くための情報収集にそれほど時間を使うことはできません。
経験のあるライターであれば業界の基本的な知識があるため、間違った情報の記事が納品されるリスクは大きく下がります。
ライターに依頼する際のコミュニケーションも知識があるため、認識がズレにくく依頼する際の打ち合わせもスムーズにいくことが多いです。

実績数が多すぎるライターは当たり外れがある

実績数が他のライターと比べて段違いに多い人がいますが、このような方は基本的に案件を集めて依頼した金額よりも安い金額で再委託をしているケースが多く、当たり外れが激しくなります。
まとめて10本発注した際に2,3本はクオリティが高くて、それ以外の記事は文体もバラバラで依頼した内容とズレているものが納品されることも少なくありません。
結局、再委託されるライターが何人いて、それぞれの経験とスキル、知識がどうなのかがわからないので数本はそのまま掲載できて、他は自分でリライトしたり、修正依頼を出すことになります。
実績数が多くて良さそうに見えるのですが、文体もバラバラ、クオリティもバラバラの記事が納品されてリライトや修正依頼などの調整にかける時間が多くなってしまうこともあるので注意が必要です。

コミュニケーションの取りやすさは超重要

依頼内容を伝える際のコミュニケーションがスムーズに進むSEOライターはこちらが依頼内容を正確に伝えることができれば思った通りの記事を書いてくれる可能性が非常に高いです。
反対に少しでもコミュニケーションがスムーズにいかない、本当に理解してもらえているか不安だと思う点があればそのライターには依頼をしない方が良いです。
コミュニケーションがスムーズにいかなかったケースで、意図を汲み取って良い記事を書いてもらた経験はありません。
もちろんライターへの伝え方にも改善点があるケースはありますが、費用と時間を使って依頼するため納品された記事が意図した内容、クオリティにならなかった場合は修正するために時間を使ったり、修正依頼のやり取りをするために時間を使わなければいけなくなります。
修正依頼、自分でのリライトを経験したことがある人はこの時間が本当に無駄で、費用を使って外注しているのに結局自分でやったほうが早かったと後悔したことがあるのではないでしょうか?
依頼内容を伝える際のコミュニケーションは今後、SEOライターとうまくやっていけるのかを判断できる材料がたくさんあるので、適当にしないように注意しましょう。

依頼時の注意点とコミュニケーションの取り方

依頼時の注意点とコミュニケーションの取り方

SEOライターを活用するにも依頼の仕方が雑すぎるケースも少なくありません。
1記事¥5000以下で依頼をしているのに、専門家に依頼をしているようなクオリティを求めているケースや、キーワードだけ伝えて他は何の情報も提供していないのに思っていたのと違うと怒っている人を見ることもあります。

  • 誰に向けての記事なのか
  • 記事で伝えたいことは何か
  • 文体はどうするのか
  • 文字数はどれくらいか
  • 見出しの構成はどうするのか
  • 読んだ人にとってもらいたいアクションはあるのか

など、ライターが記事を書くために必要な情報は伝えるようにしましょう。
自分の中でもこれらが明確になっていないのにライターに丸投げしてもユーザーにとって有益な記事などできません。
また、専門的な知識が必要な場合や、現場のリアルな情報を盛り込まれた記事を作成したいといっているのにSEOライターに情報提供をせず、「調べたらわかるだろ」と安い費用で丸投げをされている方をいます。
ライターは各業界の専門的な知識があるわけではありませんし、依頼主の持っている知識をライターも全部知っている訳ではありません。
良い記事を納品してもらうためにも、依頼する側からの情報提供も丁寧に行いましょう。
毎回、0から依頼を作ると工数がかかりすぎてしまうので、埋めるだけで完成する依頼用のテンプレートを作っておくことをおすすめします。

SEOライターに外注して記事を量産するだけでは意味がない

数年前まではSEOライターに外注してたくさん記事を作成すればどれかが当たって、ホームページのアクセスを増やすことも難しくありませんでした。
しかし、現在ではChatGPTをはじめとする生成AIの登場もあり、インターネット上にコンテンツが無限に増え続けている時代です。
こういった背景もあり、全てのコンテンツをインデックスしGoogleの検索結果に表示してもらえる時代は終わりました。
詳しく知りたい方はWEB担当者Forumさんの「生成AIとSEOとゴミコンテンツと「基本はインデックスされない時代」【SEO情報まとめ】」の記事をご覧ください。
外注のSEOライターさんに丸投げして記事数を増やしたり、生成AIを使ってブログを量産することは全く意味のない時間とお金を無駄にしているだけの時代に変わってきています。
対処法は高品質なコンテンツを作成すること、人々が興味を持つようなコンテンツを作成し続けることだけです。
記事で書くテーマについて知識のない素人がGoogle検索を使って上位のサイトに書いてある情報を繋ぎ合わせて2000文字程度の記事を作成しただけで上位表示を達成するのはかなり難しくなってきましたが、実際に現場で働いている社員の知識や市場の動向を盛り込んだ記事を作成するとキーワードによりますが、1日2日で上位表示を達成できることも多くなっています。
企業として、そのジャンルのプロとして価値のある情報を発信できるような体制を整えていかなければブログなどのコンテンツを活用したSEO対策はかなり厳しくなってくるでしょう。

SEOライターの価格相場

SEOライターの価格相場

ライターに記事作成を依頼する際は文字単価で費用が設定されていることがほとんどです。
経験によってばらつきはありますが、SEOライターであれば文字単価1~5円程度に設定されていることが多いです。
2000文字で記事の作成を依頼すると1記事あたり2,000~10,000円程度になります。
金融・医療などのYMYLと言われるジャンルや知識がある人でないと書くのが難しいジャンルの場合はさらに費用が高くなり、1記事5万円〜となることが多いです。
安い金額で受けているライターの多くは副業で始めたばかりであったり、数をこなして実績を積んでいる段階の人も多いので、企業としてある程度のクオリティを担保した記事を求めている場合はミスマッチになることが多いので注意しましょう。

ノベルのSEOライティングサービスの紹介

現在はSEOコンサルティングサービスを契約していただいているお客様限定ですが、ノベルでは1記事2万円〜でライティングサービスを提供させていただいています。
ノベルのSEOライティングサービス
キーワードの選定から競合調査、お客様へのヒアリングをした上で情報を整理して記事を作成させていただいております。
インターネット上で調べた情報の再編集でのSEOでの上位表示が難しくなったため、自社では上位表示される記事やアクセスが集まる記事を作成するのが難しい、本業が忙しくてコラム作成に人材を割り振ることができないなどのお客様の状況をお伺いし、サービス提供を開始しました。
SEOに関わる業務を全部任せたい、業界や業務、自社の想いは伝えられるが実作業が難しいといった企業様は一度ノベルまでご相談ください。
状況に合わせてベストなプランを提供させていただいたり、予算・必要な集客手法に合わせて協力会社を紹介させていただくことが可能です。

まとめ

SEOライターに依頼する際のポイント、選び方や依頼の仕方についてはご理解いただけたでしょうか?
SEOライターとの連携がうまくいっていない企業様、数回だけ使ってみたが想像していたよりクオリティが低く使いこなせなかったというお悩みを聞く機会が少なくなかったので取り上げてみました。
コンテンツ作成にお困りの方はぜひこの記事を参考にして、SEOライターを活用することも考えてみてください。

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