Column コラム

URLパラメータとは?活用法と注意点

「パラメータ」は、アクセス解析やプログラミング、MAツールなど、様々なシーンで活用されています。
本日紹介するのは、アクセス解析などで使用される「URLパラメータ」、Web担当の方は触れる会も多くなるかと思います。
この記事では基礎的な情報から活用法、注意点まで紹介いたします。

シロ

おっす、おらシロ。
今回は「URLパラメータ」、ちょっと難しめのテーマかな?

ソラ

解説のソラだ、よろしく頼む。
難しいかもしれないが、Webマーケでは必要な知識だな。

パラメータの基礎知識

まずはURLに限定しない、「パラメータ」の基礎について解説します。

パラメータとは?

パラメータは一言で言うと、プラグラムやシステムにおいて「外部から受け渡される値」です。
「引数」や「変数」と呼ばれることもあり、受け渡される内容によって動作や結果が変わります。

例えば通販サイトでは、様々な商品でユーザーが色を選択するケースがあると思います。
その際、ユーザーが赤を選択したら”red”を、青を選択したら”blue”を、灰色を選択したら”gray”のパラメータを渡すように設定しておきます。
そうすることで、選択した色の商品が表示され、好きな色を選べるようになるわけです。
上記は一例で、色以外でも様々な動作や結果を制御する際に、パラメータはとても役に立ちます。

URLパラメータの基礎知識

先述の通りパラメータは様々な用途で用いられますが、URLパラメータは文字通り”URLに付与されるパラメータ”を指します。

シロ

今回のメインテーマだな。
ウェブ担当の方は、構造や枠割を理解しておこう。

URLパラメータの構造

URLパラメータは、URLの末尾に「?〇〇(パラメータ名)=△△(パラメータの値)」の形で記述されます。
複数のパラメータを設定したい場合は、「&」でつなぐことで設定可能です。

URLパラメータの役割

URLパラメータは、主に以下のような目的で使用されます。

・コンテンツの動的な生成
・コンテンツのソートやフィルタ
・ユーザー行動の追跡/分析(アクセス解析)
・広告の効果測定

コンテンツの表示に関しては例示してきましたが、アクセス解析や広告の効果測定も重要な役割です。
まずはざっくり、役割を覚えておきましょう。

URLパラメータの種類

URLパラメータには2つの種類が存在します。
それぞれ見ていきましょう。

アクティブパラメータ

アクティブパラメータは「コンテンツの内容が変わる」パラメータです。
例えば色が変わったり、並び順が変わったり、様々な用途で活用されています。

例:https://novel2020.co.jp/?color=red

パッシブパラメータ

パッシブパラメータは「コンテンツの内容が変わらない」パラメータです。
先ほど紹介した、アクセス解析や効果測定で用いられるパラメータは、こちらに該当します。

例:https://novel2020.co.jp/?utm_source=〇〇

ソラ

まず覚えてほしいのは「構造」と「役割」かな。
どんな記述で、どんな用途で使われているか、覚えておこう。

GoogleAnalyticsのパラメータの作成方法

URLパラメータの活用方法として、GoogleAnalyticsでの計測方法の一例を紹介します。
ここでは、Google公式の「キャンペーンURLビルダー」を使用した、パラメータの作成を紹介します。

キャンペーンURLビルダーを使用したパラメータの作成

キャンペーンでは、パラメータつきURLを生成することが可能です。

参照:キャンペーンURLビルダー

項目が多くて大変そうに見えますが、URLの作成は以下の項目を記入すれば可能です。
※その他の項目については後述していますので、必要に応じて任意に記入してください。

・website URL:対象サイトのURL
・campaign source:流入元のサイトやチャネル
・campaign medium:流入元の媒体
・campaign name:キャンペーン名

画像は記入した例です。
ソースは「ニュースレター(メルマガ)」、媒体は「メール」、キャンペーン名は「サマーセール」という名称で設定しています。

該当項目を入力すると、ページ下部に以下のようなパラメータつきのURLが表示されます。

なお、キャンペーンURLビルダーの全項目は以下になります。
内容を確認し、解析の際に必要でしたら設定してください。

項目名必須/任意説明設定例
ウェブサイトのURL必須リンク先URLhttps://www.example.com
キャンペーンソース (campaign_source)必須ユーザーをサイトに誘導した参照元のサイトやチャネルgoogle, newsletter, facebook
キャンペーンメディア (campaign_medium)必須広告の種類やマーケティング媒体cpc, banner, email, social
キャンペーン名 (campaign_name)必須キャンペーンの名称winter_sale, new_product
キャンペーンID (campaign_id)任意キャンペーンやプロモーションを識別するIDです。2025_winter_sale
キャンペーンターム (campaign_term)任意追跡したいキーワードやフレーズrunning+shoes, data+analytics
キャンペーンコンテンツ (campaign_content)任意個別のコンテンツやクリエイティブ(同一メール内の異なるリンクを区別する場合など、特定コンテンツの計測に使用)text_link, image_link, banner_a

パラメータつきURLを作成したら

パラメータつきURLを作成したら、SNSやメールなど適した場所にリンク先として貼付して、展開しましょう。
クリックやタップでアクセスが発生した際にGoogleAnalyticsで計測され、ツール上での確認が可能です。

URLパラメータ利用時の注意点

URLパラメータを使用するにあたり、いくつかの注意点を紹介します。

重複コンテンツの発生リスク

パラメータつきURLは、パラメータが付与される前のURLとコンテンツが同一、もしくは類似になりやすい傾向にあります。
特に計測で用いられるパッシブパラメータでは、コンテンツの内容が全く同じページが生成されることになります。

コンテンツの重複はペナルティの対象ではありませんが、Googleからの評価が分散してしまう可能性があり、SEOの観点から対策が必要になります。
具体的には「URLの正規化」を行い、Googleの評価対象URLを統一することで、評価の分散を防ぐことができます。

「URLの正規化」について

正規化とは、そのコンテンツを代表する正規 URL を選択するプロセスです。最終的に、重複するページの中で Google が最も代表的と考えるページの URL が正規 URL になります。重複除去とも呼ばれるこのプロセスにより、重複コンテンツの中から 1 つのバージョンのみを検索結果に表示できるようになります。

※引用:Google検索セントラル「正規化とは」

URLは半角英数字を使用

パラメータつきURLでは、半角英数字を使用するようにしてください。
日本語などを使用してしまうと、以下のような事象が発生する可能性があります。

・文字化けが発生し、エラーになる可能性がある
・URLが長くなり管理しにくくなる

ブラウザやサーバーが情報を正しく認識できなった場合、正しく計測ができません。
日本語や全角を使用した際に発生する可能性がありますので、注意しましょう。

また、日本語のURLは解読可能な状態にするために「エンコード」という処理が実行されます。
例えば「おはようございます」という文字列は、エンコードすると以下の文字列になります。

%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%94%E3%81%96%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99

何が書いてあるのかわかりませんので、管理には不向きですね。

シロ

%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%94%E3%81%96%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99

今日もいい天気ですね!

ソラ

(うわ、うざ…)
これを一目で「おはようございます」と認識できるわけがないな。
管理面で不便なので、素直に半角英数字を使うように。

まとめ

本文中でもお伝えした通り、まずはURLパラメータの「構造」と「役割」を覚えましょう。
マーケティングを続けていると「メルマガの成果を検証したい」「細かく、思い通りに計測したい」といった、少し高度な計測を求められることがあります。
そういったケースでは、パラメータが役に立つかもしれません。
マーケティングを円滑に進めるためにも、ここでお伝えした知識を是非使ってみてください。

    Contact まずはお気軽にお問合せ下さい

    *は入力必須項目です。

    御社名

    ご担当者様 氏名

    ご担当者様 氏名(かな)

    メールアドレス

    お問い合わせ内容

    Contact